本当は怖いバイオフィルム⑤｜お知らせ・ブログ｜むし歯や歯周病の予防に特化した町田の歯医者「前田歯科医院」のDrポル ブログ

ボア・タルデ！こんにちは😃

東京都町田市の『むし歯予防に特化した歯医者』、前田歯科医院　院長の前田一義です。

ポルトガル🇵🇹が大好きで、仲間からはポルと呼ばれています。

よかったら「ポル先生」と呼んでください☺️

 

土曜日に歯に関するお役立ち情報を中心にお届けしています。

いつも見てくれているあなた、ありがとうございます😊

 

本日、第39回目は「本当は怖いバイオフィルム⑤」です。

 

入れ歯、使っていますか？

もし使っているなら、要注意です。

 

 

口の中にできるバイオフィルムは歯周病やむし歯の元ですが、それだけではありません。

 

口の中以外でも色々なところで問題を起こします。

 

血管内留置カテーテル、尿路カテーテル、人工血管、人工心臓弁、人工呼吸器などの

医療用器具の表面でバイオフィルムができることがわかっています。

 

それらの表面にできたバイオフィルムは除去することが出来ないので慢性的に炎症がずっと起こります。

 

口の中で使う『入れ歯』は特にバイオフィルムの温床となります。

 

 

バイオフィルムが住みついた入れ歯は、バイ菌の温床となり、それが元で全身の病気の原因にもなり得ます。

 

特に入れ歯がバイオフィルムで汚れたままだと、誤嚥性肺炎のリスクが高まります。

 

バイオフィルムはバイ菌の塊なので、それが肺に入って炎症を起こし、肺炎になるのです。

 

 

入れ歯をもしも使っている場合は

 

1日1回は外して入れ歯用ブラシで磨いてください。

 

この磨くという作業が重要です！

 

磨いた後は入れ歯用の洗浄剤に浸けて殺菌してください！

歯をきれいにするのはもちろんですが、入れ歯もキレイにして健康を保てるといいですね😊

 

 

まとめ

・バイオフィルムは体内の医療機器(カテーテル、人口心臓弁等)にも形成される

・入れ歯はバイオフィルムの温床になりやすい

・入れ歯は磨いてから洗浄剤に浸けると良い

 

 

今日もありがとうございました😊

オブリガード❗️

では、また来週〜😆