第80回 間違いだらけのむし歯治療|お知らせ・ブログ|むし歯や歯周病の予防に特化した町田の歯医者「前田歯科医院」のDrポル ブログ

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第80回 間違いだらけのむし歯治療

第80回 間違いだらけのむし歯治療

ボア・タルデ!こんにちは😃

東京都町田市の『むし歯予防に特化した歯医者』、前田歯科医院 院長の前田一義です。

ポルトガル🇵🇹が大好きで、仲間からはポルと呼ばれています。

よかったら「ポル先生」と呼んでください☺️

 

土曜日に歯に関するお役立ち情報を中心にお届けしています。

いつも見てくれているあなた、ありがとうございます😊

 

本日、第80回目は「間違いだらけのむし歯治療」です。

 

いつも見てくれているあなた、ありがとうございます😊

おかげさまで第80回を迎えることができました‼️

ここまで続けられたのも、いつも見てくれているあなたのおかげです☺️

 

ところで、、、

むし歯になったこと、ありますか?

神経をとったこと、ありますか??

 

今日は世界標準で見た場合、明らかに間違っている日本のむし歯治療の現状についてお伝えします。

 

むし歯で神経を取ったことありますか?

根の治療と呼ばれる、根管治療を受けたことはありますか?

その時に、ラバーダムはしましたか!?

 

 

もしかしたら、その歯は、ばい菌が中に入って『根尖性歯周炎』という病気になっているかもしれません。

 

根尖性歯周炎とは歯の中にばい菌が入り、根の先に膿の袋ができる病気です。

体調の変化で強い痛みが出たり、顔の形が変わるくらい腫れる時もあります。

 

 

むし歯が大きい場合、神経を取る治療を行います。

その際に行う、『ラバーダム防湿法』という治療方法をご存知ですか?

 

 

これは、歯の中にばい菌が入らないようにする治療法です。

歯の周りをラバーダムシートというゴムのシートで覆い、消毒してばい菌が入らないようにします。

世界では当たり前にやる治療法で、これをやらないで神経を取るのは倫理上問題があると言われるほどです。

 

ラバーダム防湿法は神経の治療をする時には必ずやらなければいけない、絶対に必要な治療法です。

なぜなら唾液の中には沢山のばい菌がいます。

それが歯の中に入らないように防御する必要があるからです。

 

しかし日本の95%の歯科医院ではラバーダム防湿法を行っていません。

(日本におけるラバーダム使用状況 吉川ほか2003より)

 

根の治療をしてもばい菌が歯の中に入っていたら、後で病気が起こるのは明白です。

でもラバーダム防湿法は保険で認められていないせいか、ほとんど行われていないというのが日本の現状です。

 

歯の中には元々、ばい菌はいません。

しかし、ラバーダム防湿法無しに行われた根管治療では歯の中にばい菌が入り込んでしまい、新たな別の病気『根尖性歯周炎』になってしまいます。

だから、神経の治療を受けるときは、最低でもラバーダム防湿法を行なっている歯科医院を選んでくださいね。

 

まとめ

・神経の治療を行う時にはラバーダム防湿法が必須。

・日本では95%の歯科医院で行われていない。

・歯の中にばい菌が入り込むと根尖性歯周炎という病気になる。

 

今日もありがとうございました😊

また来週❗️

オブリガード😆

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