カンボジアで建設された小学校の開校式典に参加して…｜お知らせ・ブログ｜むし歯や歯周病の予防に特化した町田の歯医者「前田歯科医院」の社会貢献

院長の前田です。

先日、カンボジアで建設された小学校の開校式典に参加するため、数日間お休みをいただいていました。

当院では、治療で取り外した銀歯などの金属のリサイクル代を、これまでも社会貢献活動に活用してきました。

この寄付金が、カンボジアの貧困地域における小学校建設の資金となり、昨年に続き、今年も新しい小学校が完成しました。

今回の学校も、都市部から遠く離れた かなりの僻地にあります。
道自体は舗装されているものの、穴や段差が多い悪路が長く続き、往復10時間以上をかけて移動しました。

こうした地域には学校自体はあるものの、建物が老朽化して小さく、雨が降ると授業が中止になってしまう状況でした。
さらに、教室が足りず、6学年を午前と午後に分けて授業するしかないという状態でした。

このような状況では、子どもたちは十分な教育を受けられず、未来へのチャンスを失ってしまいます。
だからこそ、この学校建設には特別な意味があります。

開校式には 大臣も参加しており、地域にとっても大きな出来事でした。
その中で、現地の子どもたちの前でスピーチをさせてもらえたことは、私にとっても大変貴重な経験でした。

スピーチでは、夢を持つこと、学ぶことの大切さ、そして “誰かに貢献することは、自分自身も幸せにする力がある” という私の大切にしている思いを伝えてきました。

この活動は、私ひとりでは決してできません。
皆さまが治療の中で取り外した金属を快くご提供くださったことが、カンボジアの子どもたちの未来を支える力になっています。
心から感謝しています。

これからも、お口の健康を守ることはもちろん、世界に貢献できる活動も続けていきたいと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。

前田歯科医院
院長　前田一義