口の中にできるがん「口腔がん」｜お知らせ・ブログ｜むし歯や歯周病の予防に特化した町田の歯医者「前田歯科医院」のDrポル ブログ

ボア・タルデ！こんにちは😃

 

東京都町田市の『むし歯予防に特化した歯医者』、前田歯科医院　院長の前田一義です。

 

ポルトガル🇵🇹が大好きで、仲間からはポルと呼ばれています。

よかったら「ポル先生」と呼んでください☺️

 

毎週土曜日に歯に関するお役立ち情報を中心にお届けしています。

 

いつも見てくれているあなた、ありがとうございます😊

 

 

 

本日、第23回目は「口の中にできるがん「口腔がん」」です。

 

今日は口の中にできる「癌(がん)」についてです。

日本人の死因第1位

がんは日本人の死因の第1位です。

昭和56年からずっと変わっていません。

 

生きているうちにがんにかかる可能性は

男性で2人に1人、女性で3人に1人だそうです。

がんの中でも多いのが

 

男性で胃、大腸、肺、前立腺、肝臓

女性で大腸、乳房、胃、子宮、肺

 

の順になっています。

 

厚生労働省

がん対策についてより

https://www.mhlw.go.jp/seisaku/24.html

口の中にできる口腔がん

 

がんが口の中にもできること、ご存じですか？

 

口の中にできるがんを口腔がんといいます。

 

少し前に芸能人の堀ちえみさんが口腔がんの手術をしたことがテレビで話題になりました。

 

できる場所によって

『舌がん（ぜつがん）』

『歯肉がん（しにくがん）』

『口腔底がん（こうくうていがん）』

『頬粘膜がん（きょうねんまくがん）』

『口蓋がん（こうがいがん）』

『口唇がん（こうしんがん）』

と呼ばれます。

 

この中でも『舌がん』が最も多く、次に多いのが『歯肉がん』です。

 

口腔がんの発生頻度は、がん全体の１〜３％程度と多くはありません。

 

 

口腔外科専門の歯科医師

 

 

歯科医師の中でも、がんや粘膜疾患、外傷対応等を専門に行う歯科医師がいます。

それが口腔外科医です。

 

一般の歯科医はがんを見慣れていません。

一度も口腔がんを見ないまま歯科医師人生を終えることもあります。

 

特に口腔がんは口腔外科学会の認定医を持っている口腔外科専門の歯科医に診てもらうのが良いでしょう。

前田歯科医院での口腔がん対応

 

前田歯科医院には口腔がん対応に慣れた口腔外科学会認定医が在籍しています。

 

舌がん疑いで、専門病院に行ってもらったところ、やはり舌がんだったこともありました。

 

定期的なお口のチェックが早期発見に繋がります。

発見が早ければ大事に至らないケースもあります。

口内炎？口腔がん？

 

口内炎が口の中にできることはよくあることです。

でも、それが初期の口腔がんと見分けがつかないということをご存知ですか？

口内炎ができたらかかりつけの歯医者の先生に相談してみてください。

必要に応じて口腔外科のある大きな病院に紹介状を書いてもらいましょう。

 

ただし、口内炎へのレーザー治療は受けないでください。

もしもそれが初期の口腔がんだった場合、レーザーを当てることでさらに進行してしまう恐れがあります。

まとめ

 

・口の中にできるがんを口腔がんという

 

・口内炎ができたらかかりつけの歯医者でみてもらう

 

・必要に応じて紹介状を書いてもらい口腔外科を受診する

 

・口内炎へのレーザー治療は受けない

 

 

今日もありがとうございました😊

オブリガード！

また来週〜😆